
こんにちはねころぶです。
今日は2023年1月1日東京都新宿区にある、金運・商売繁盛・開運にご利益がある穴八幡宮にお参りに行ってきました。
穴八幡宮は東西線の早稲田駅から歩いて2分くらいで諏訪通りと早稲田通りの交差点にあります。

1月1日の15時くらいの参拝でしたが、そこまで人は多くない状況でした。

冬至祭は洋の東西共に復活祭として重要視された日で、この日に祭典を行う社寺は各地にありますが、当社において冬至祭の日から節分まで頒布する一陽来復御守は、他に類例の無い全国唯一のものです。 この御守は、当社に伝えられる福神(打出小槌)に起因するもので、この打出小槌は新編武藏国風土記に記載があるように、公家の水無瀬家が山城国国宝寺より感得したものを当社に納めたもので、聖武天皇が養老七年の冬至の日に龍神により授けられた宝器と伝えられております。 穴八幡宮の一陽来復御守は、江戸中期より年々冬至の福神祭に授与された独特のものであり、金銀融通の御守とも呼称されております。
江戸時代から信仰を集めている東京でも有名なパワースポットです。
平安時代となる康平5(1062)年、奥州の乱を鎮圧した源義家(みなもとのよしいえ)こと八幡太郎(はちまんたろう)が、この場所に兜と太刀を納めて八幡宮を祀ったのが穴八幡宮のはじまりです。 江戸時代となり寛永18(1641)年に、改築のため南側の山裾を切り開いたところほら穴が出現。中には金銅の阿弥陀如来像が立っていました。それから穴八幡宮と呼ばれるようになったのです。 また、当時境内にあったご神木の松から不思議な光が放れるということがあり、その話を聞いた三代・徳川家光(とくがわいえみつ)が、幕府の祈願所(きがんじょ)とし、歴代の将軍が参拝するようになりました。
一方、江戸の庶民からは蟲封じや商売繁盛、出世、開運にご利益があると、信仰されていました。

この数年参拝させていただいてるのですが、初めて気づきました。
鳥居の下になんと亀さんがいるではないですか!
この亀さん亀腹というそうです。
重たい鳥居を背中で支えています、ご苦労様です。
亀腹(かめばら)
鳥居の柱脚部などを、白漆喰などで固めてまんじゅう形に造ったもの。
一般的な鳥居でも台石の上に亀腹として設けられる事が多い。
当宮の鳥居は亀腹の言い回しから、実際に亀をデザインしてあり、他ではなかなか見れない粋でユニークな仕上がり。

大鳥居の左手には流鏑馬像。
享保十三年(1728)、第八代将軍・徳川吉宗が、世嗣(吉宗の嫡子で後の第九代将軍・徳川家重)の疱瘡平癒祈願のため流鏑馬を奉納。以後、徳川将軍家の世嗣誕生の際や厄除け祈願として奉納され続けた。
高田馬場流鏑馬(たかだのばばやぶさめ)
第八代将軍・徳川吉宗の流鏑馬奉納以来続く流鏑馬だが、明治維新後は長らく中段。
昭和九年(1934)に皇太子誕生の際に再興。
昭和五十四年(1979)からは毎年体育の日に都立戸山公園を会場として開催。


石段の上に鮮やかな随神門が見えてきました。

『江戸名所図会』には楼門として描かれていたものを再建したそうです。
平成十年(1998)に再建されたもので、まだ新しさを感じます。 随神門の名は光寮門。
随神門(ずいしんもん)
随身とも書く。 神域に邪悪なものが入り来るのを防ぐ御門の神をまつる門。
寺院の仁王門にあたる邪悪なものが神様のいる聖域に入らないようにとの意味で建てられた門だそうです。

金獅子の作りが美しい創りで心奪われます。


参道にはお正月という事もあり出店が沢山出ていました。
参道途中に徳川家光が奉納した布袋尊像の珍しい水鉢があります。


布袋尊像の袋から水が出るという面白いデザインです。
2016年参拝時は通常の手水舎であったのでその後に建て替えられたばかりの手水舎。
徳川家光が奉納したと伝わる同型の水鉢が社宝に残る。
それのレプリカとして造られたもの。
布袋尊(ほていそん)
日本では七福神の一柱として知られている。
弥勒菩薩の化身とも伝えられた。
福の神の一種として庶民から信仰を集め、太っておおらかな風貌と、手にした袋から財を出し与えてくれるとされた。
笑門来福、夫婦円満、子宝の神として信仰が篤い。


慶安・元禄の設計絵図に基づいて再建。
江戸時代の頃に壮麗を極めたとまで云われた社殿を基に、鉄筋コンクリート造で再建。
黒と金を基調とした美しい社殿で、素材は違えど『江戸名所図会』に描かれていた権現造りの社殿と模した造形であり、往年の姿を偲ぶ。

社殿の前には一対の狛犬。
子持ちと玉持ち、岡崎現代型の狛犬だが豪快な表情や彫りです。

『江戸名所図会』にも同じ場所に見る事ができる鼓楼(当時は鐘楼)で、平成二十七年(2015)に再建されたようです。

神武天皇遙拝所の左手から、旧別当寺「放生寺」へ続く石段がある。
この石段の右手にある玉垣に囲まれた場所が出現殿。
中に入る事はできないが、ここが「穴八幡宮」の由来となった神穴がある場所だそうです。
穴八幡宮の由来
寛永十八年(1641)、社守の庵を造るために、南側の山裾を切り開いたところ横穴が見つかり、この横穴から金銅の阿弥陀如来像が出現。
瑞祥のあった神穴がある事から「穴八幡宮」と称されるようになった。
初穂料:志納(お気持ち) 授与所にて。
※「一陽来復御守」が頒布期間中の「冬至から節分まで」は御朱印の授与は行われないそうです。
楽しみにしていたのですが残念です・・・・
最近御朱印集めにハマっている私ですが、やっぱり神社って神聖な空気で気持ちも身体もリセットされますね。
2023年皆様にとって良い年になりますように。
動画も作ったので是非ご視聴ください。
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